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執筆者の写真shionzion

スマホカメラのマニュアルモードで撮影してみた

更新日:2020年5月25日



今回はスマホカメラのマニュアルモードがどのくらい写せるのか実験してみました。

今回、使用したスマホカメラはGalaxy A8。

カメラスペックF1.9と、明るめのレンズを使用しています。

マニュアルモードはカメラの撮影スクリーンから簡単に入れました。



上写真が示す通り、Galaxy A8では画面上にPROという表示があります。

そこをクリックすると露出補正、ISO、W/B(ホワイトバランス)のアイコンが現れました。ISOは100~800の間で調節できます。W/B、露出補正も調整できます。

これはPROモード(初耳)といって、ISO、露出、W/Bを手動で決めると、

自動的に“絞”りと“シャッタースピード(今後SSと表記)”が決定されるモードの様です。

ところで…

話はそれましたが、実験に戻ります。

PROモードはドンピシャなマニュアルモードではありませんが、まぁ近いです。

このモードを使って実験してみましょう。

ところで、最近のスマホはSSも調節できるようですが、

F値を調節できるスマホは現在、ほとんど無い様です。

では、実験スタート!

折角なので、筆者所有の一眼カメラも参戦して、両者の写真を比較してみました。

筆者の一眼カメラ+レンズはFujifil X-t30+Fujinon 35mm F1.4です。

順光の場合…


左の写真は一眼カメラで撮り、二番目の写真は携帯カメラで撮った写真です。

両者とも順光で撮り、同じ明るさに見える様、マニュアル技を駆使し撮影しました。

スマホ写真はF1.7, ISO 100, SS1/165で撮りました。

2つとも比べてみて、分かったこと。

やはり一眼カメラの方が表現されている色の幅が広いです。

次は、逆光で撮ると、どう写るか?という実験です。



左の写真は一眼カメラで撮り、二番目の写真は携帯カメラで撮った写真です。

携帯で撮った写真は、露出もISOも最高に明るくしている状態ですが、

暗い上、背景にボケ味もないです。

しかも、明るくした為に色の鮮やかさが失われています。

センサーサイズが小さいので、これはしょうがないでしょう。

センサーサイズについては…→こちらをクリック!

センサーは画素数より大切です。カメラの心臓部です。


次は暗所での実験

左の写真は一眼カメラで撮り、二番目の写真は携帯カメラで撮った写真です。

携帯で撮った写真は、露出もISOも最高に明るくしている状態です。

筆者は暗所でのスマホ撮影は絶対NGだと思っていたので、

正直、スマホがこんなに健闘してくれると思っていませんでした!

でも、まあ、一眼カメラの方が綺麗に写ってますね。

実験後記・最新スマホカメラ事情

今回の実験について、

筆者の携帯が、古い!というツッコミが予想されるので

最新のスマホカメラ事情について調べてみました。

結果は…

順光で撮った写真は一眼カメラと見劣りしません。暗所とボケ味はあとちょっと。

でも凄く良く写ってます。予算上、見本をお見せ出来ず、すみません<(_ _)>

あと、最近のスマホカメラの評価でよく聞く言葉↓

秀悦な画像修正技術のお陰で素敵に撮れる!

これは、ひとえにスマホ開発者の努力の賜物です。

スマホはどうしても物理的にセンサーのサイズが小さくなります。

例えば、

フルサイズの一眼カメラのセンサーサイズは約36.0mm×24.0mm、

対して

スマホカメラのサイズははフルサイズの1/30サイズ。

手指の爪ほどの大きさです。

センサーサイズが小さいと取り込む情報が少ないので、

「色表現、明るさ、背景のボケ味」が弱くなります。

その弱点を補うため最近のスマホは、

撮影したイメージを画像修正して見栄え良くしてくれるのです。

その実力は、筆者も一瞬うなるほど、

とっても美しい写真に仕上がります。

SNS投稿なら、これで十分インスタ映えする!という声が多数でした。

納得です。

ただ、加工処理を駆使しているので、

全体的に人工的な画になってしまいます。つまり…

スマホ技術者の感性で、絵の具を上から塗っている様な感じです。

例えば、ハンドメイドで作品を作ったとします。

そのオリジナルの色合いや、その作品が醸し出す雰囲気を、

誰の主観も入れずに自分の感性で表現したいのなら、

一眼カメラに軍配があがります。

筆者の感想としては、

高級スマホ(良質な記録用)と一眼カメラ(作品用)の両方の良さを

上手く使い分けていくのが理想形かなと思いました。

その前に貯金ですね~、、

以上、スマホカメラの実験でした。いかがでしたか?

もし、何かご質問等ございましたら、いつでもお聞き下さい。

では、お問合せ、お待ちしております。

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