カメラを始めると嫌でも見るカメラ用語。
これらはスマホのマニュアルモード撮影でも出てきます。
知っておいて損はありません。
今回は必須カメラ用語の第2弾、ホワイトバランスについてお話いたします。
~ホワイトバランスってなあに?~
白い紙に晴天時の太陽があたっているとき、夕日があたっているとき、
電球の灯りがあったっているときでは、それぞれの白が違います。
白いものが白く写るように色の補正をおこなう機能をホワイトバランスといいます。
なお、カメラには省略されて、WBと表示されます。
色のイメージとしては、下記のように太陽光を基準として、
左に行けばより青く、右に行けばより赤くなります。
白熱電球 > 白色蛍光灯 > 太陽光 > 曇り> 日陰
下の写真は白熱電球、蛍光灯、太陽光、曇りで写真を撮ってみました。
WB以外、全て同じ設定で撮影されています。
あと、筆者のカメラに日陰がありませんでした(;’∀’)
なお、WBの調整は、撮影モードP、S、A、Mでのみ、有効です。
撮影モードが不明な方は
「撮影モードについて」という記事を読んでください→こちらをクリック!
◎ホワイトバランス機能を上手く使って、ひと味ちがった写真を撮ろう。
~クールで無機質な感じにしたいとき~
寒色系がおススメ。蛍光灯か場合によっては白熱電球でもいいかもしれません。
SS: 1/180, F2.8, ISO 500, ±0EV, WB 💡
~透明感あるフワッとした写真にしたいとき~
寒色系の蛍光灯がおススメ。特に晴れた日の花を撮る時におススメです。
SS: 1/250, F2.8, ISO 500, ±0EV, WB 蛍光灯Light
~アンティークっぽい、優しい感じを出したい時~
この場合、暖色系のホワイトバランスがおススメです。
SS: 1/500, F2.8, ISO 250, ±0EV, WB ⛅
因みに、冒頭の夕日の写真は「曇り」で撮影しました。
どうしていいか分からなければ、とりあえず一枚撮ってみてください。
そこから青くしたいか、赤くしたいかを考えてあげるのでも十分です。
そのためにもぜひ、5つの並びは頭に入れておきましょう↓
白熱電球 > 白色蛍光灯 > 太陽光 > 曇り > 日陰
もし、写真編集ソフトをお持ちでしたら、
家に帰ってから、自由自在にホワイトバランスを変更できます。
その際はJPGではなく、RAWで撮影すると仕上がりがより良くなります。
RAW撮影設定の仕方はカメラによって異なります。
大抵はメニューボタン→“画質モードetc…”から設定できます。
以上、ホワイトバランスとは?でした。いかがでしたか?
もし、何かご質問等ございましたら、いつでもお聞き下さい。で
は、お問合せ、お待ちしております。
Comments