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執筆者の写真shionzion

撮影モードについて About the shooting mode

カメラを始めると嫌でも見るカメラ用語。

これらはスマホのマニュアル撮影でも出てきます。

なので、知っておいて損はありません。

今回は必須カメラ用語の第3弾、撮影モードについてお話いたします。

撮影モード ~ P、S、A、M、AUTOモード


「撮影モード」には「オートモード」と「P、S、A、Mモード」があります。 「オートモード」とは、絞り値(F値)やシャッタースピード等々を

カメラが全てコントロールします。 「P、S、A、Mモード」は露出モードとも呼ばれ、露出を決めるために、

絞り値とシャッタースピードのどの要素を撮影者がコントロールするかを選ぶものです。

まずは、下の表Aを見て下さい。


それでは、それぞれのモードをひとつずつ紐解いていきましょう。


A, Av(絞り優先モード)

Aは日本語で「絞り」を意味する「Aperture」の頭文字です。

メーカーによってはAvと表記されているのは「Aperture Value」の略です。

絞り優先モードは絞り値を自分で決めて、

カメラは適正露出になるようシャッター速度を自動で調整してくれます。

以下の様な時に使います。

・ぼかす範囲を自分で調整したい 被写界深度を調整したい

露出は自動的に適正露出となりますが、モードメモリで明るさを調節する事ができます。

上の一行が理解できない方は「露出補正とは?」の記事を見て下さい→こちらをクリック!

なお、筆者も時間に余裕が無いときは、このAモードをつかいます。

S, T, Tv(シャッター優先モード)

S (Shutter) T (Time) Tv (Time Value)

いずれもすべて同じシャッター速度を表現する言葉で機能はおなじです。

シャッター優先モードは「絞り優先」と逆の原理で

自分でシャッター速度を決めることで絞り値を適正露出となるよう

カメラが調節してくれます。

シャッター優先モードは主にスポーツ撮影など

動体に対して使われることが多いモードで…

・スポーツ

・レース ・子供、動物

などに向いています。

シャッター速度を速くして一瞬を明確に切り取ったり、

あえて遅くすることで動く被写体の躍動感を表現したりと

「動いているものをどんな風に見せたいのか」

によって設定も変わってくるといえるでしょう。

なお、露出は自動的に適正露出となりますが、モードメモリで明るさを調節する事ができます。

上の一行が理解できない方は「露出補正とは?」の記事を見て下さい→こちらをクリック!


M(マニュアルモード)

絞り・シャッター速度・ISO感度ともに自分で設定することで

自分好みの露出にできるモードです。

一番自由度が高いので表現の幅のある撮影モードです。

他のモードでは物足りない!もっとこうしたいんだという表現を

Mモードでは表現が可能です。

マニュアルモードの詳細は別の記事で書いています。下のリンクをクリック↓

P(プログラムオート)

プログラムオートは絞りとシャッタースピードのみカメラにお任せして

その他の設定は自分で変更することが出来ます。

もちろんその他の設定もカメラにお任せにすることも可能です。

「プログラムシフト」という機能により絞り値とシャッター速度を変えても一定の露出(写真全体の明るさ)での撮影が可能です。

例えば、筆者のカメラの場合、Pモードにすると、

下の図にあるリアコマンドダイアルでプログラムシフトを変えます。



このダイヤルを左右に動かすことによって、

「絞り」と「シャッタースピード」が適正な値でくるくると自動的に変わります


そして、好きな時点で撮影できるわけです。

便利で優秀なプログラムオートですが、弱点もあります。

それは、撮影者の思い通りの写真を撮ることが難しいという点が挙げられます。

筆者は初心者の方であればプログラムオートよりも

絞り優先モードかシャッタースピード優先モードの方が良いと思います。

絞り優先モードであれば、絞り値は撮影者の任意で設定できますし、

シャッタースピード優先モードであれば、シャッタースピードを撮影者の任意で設定することができます。

AUTO(オートモード)


オートモードは、

絞り、シャッタースピード、ISO感度、フラッシュの有無、ホワイトバランス、露出、

フラッシュ調光、測光モード、AFモードなども

すべてカメラが決定します。

一見便利なように感じるかもしれませんが、

全てカメラ任せになってしまい、

撮影者によって設定できる項目が激減してしまいます。


以上が、撮影モードについてのお話でした。

もし、何かご質問等ございましたら、いつでもお聞き下さい。

では、お問合せ、お待ちしております。

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