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執筆者の写真shionzion

‘’インスタ映え‘’ならマニュアルモード Vol.2 Use the Manual mode for Instagram Vol.2

更新日:2020年5月20日

~シャッタースピード、絞り、ISOを調節する順序について~

 Hi! For English translation, click below!

 皆さま、こんにちは。そして、こんばんは。

 前回の記事、”インスタ映え”ならマニュアル撮影Vol.1で予告した通り、マニュアル撮影時にF値、シャッタースピード、ISOを調節する順序についてお話します。全部読むのは、おっくうだなぁと感じた方は太字だけ見て下さい。順序は…

F値→シャッタースピード→ISO

理由:カメラ内に入ってくる光の量は、絞りとシャッター速度で決定される。ISOは、その光の量から適切な明るさの画像になるように光を増幅させます。

 撮影時、ビューファインダー付きのカメラであればファインダーを使って下さい。

そして、ここ↓大事です。

撮影後、再生してイメージの明るさを確認する。そして…

完璧な明るさになるまで、この工程を繰り返す。

以上!白飛び、黒つぶれにならない様、気を付けて下さい。

もし失敗したら…?

 ご安心ください。世の中には写真編集ソフトというものが在ります。このソフトはスマホやPCにデフォで入っているはずです。そのソフトで色々と調整できます。但し、白飛びは修復不能の場合が多いです(黒つぶれはどうにか修正できますが、、)。

 筆者は”Lightroom cc”を利用しています。このソフトに関する記事はこちら→Clich Here.


~初心者はマイルールがあると便利~

 筆者はカメラ初心者なので、撮影に当たってマイルールを設けています。それは…

①シャッタースピードは1/4000~1/180秒(カメラ表示では4000~180)とする。

②ISOは3200まで。数値が小さければ小さい方が良い。

理由:手ブレとノイズ発生で撮影が失敗しない為の防衛策。その上、マイルールがあると設定が楽になります。

 因みに筆者はFujifil X-t30カメラボディ(手振れ補正なし)&キットレンズ(手振れ補正あり)を所持しています。このレンズの手振れ補正は全然ききません。。


 最近の性能の良いカメラは全然ブレないし、ノイズも目立ちませんので、それぞれを確認してからマイルールを作ってください。


以下は設定値の例です。F値、シャッタースピード、ISOの復習はこちらをクリック

この写真の設定値;

F 2.5

Shutter speed 1/180秒

ISO 1000

 ブーゲンビリアが主役です。背景を好きな感じにボカシてから、シャッタースピードは1/180秒(マイルールで1/180秒までと決めている)にしました。ISOは丁度よい明るさにしました(3200以上にならない様、気を付ける)。


この写真の設定値;

F 2.2

Shutter speed 1/180秒

ISO 100

 F値で背景を好きなようにボカし、シャッタースピードは1/180秒(マイルール)。そうすると白い花が白飛びしたので、ISOは100に下げて明るさを抑えました。


この写真の設定値;

F 1.4

Shutter speed 1/8秒

ISO 1000

夜、ロウソクに照らされる小物を撮影しました。暗い状況なのでマイルールは無視して思いっきり明るくします。

F値は最小値にして明るさを最大限にします。ISOはノイズを出したくないので1000にしました。シャッタースピードは1/8秒と激遅です。手ブレ必至です。三脚を使ってブレを予防しました。

※一番上の写真(木の彫刻に影が入っているもの)は、F値7.1(あの画で背景にボケ味は必要ない)、シャッタースピード1/180秒(マイルール)、ISOは100まで下げて暗くしました。静寂な雰囲気を出したかったので全体的に暗めに仕上げました。


~設定ボタン又はダイヤルの位置~

 上の写真は筆者のカメラのF値、シャッタースピード、ISO設定の位置です。実は、カメラによって、これら機能ボタン(又はダイヤル)の位置は大きく異なります。もし、これらの位置が不明でしたら、説明書を見るか、筆者にご相談ください(Shion's FB Here)。ここが苦しくなるポイントですが頑張ってください!そしてカメラの醍醐味を知ってください。


 上の写真は筆者の上司が撮影しました。写真は”光の芸術”とよく言いますが、これらを見て納得です。さすが、プロカメラマンですね。いつか、こんな素敵な写真を撮ってみたいものです。


 以上、”インスタ映えならマニュアル撮影”でした♪ご清聴ありがとうございました!


 なお、旅先でサクサク撮る場合、筆者はオートモードを使っています。いちいちマニュアルモードで撮影すると同行者にイラっとされます(体験談)。ご注意ください!


 もし、何かご質問等ございましたら、いつでもお聞き下さい。では、お問合せ、お待ちしております。


 最後に、写真提供を快諾して下さったTomに心から感謝申し上げます。

彼のサイトはこちらから。アートな写真をお楽しみください!→Click Here!

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